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店舗の水道・給排水は足りる?— 水圧・排水位置・増設工事を契約前にチェック

店舗の水道・給排水は足りる?
—— 水圧・排水位置・増設工事を契約前にチェック
テナントを内見するとき、
「水道があるから問題ない」
「必要なら後から増やせばいい」
と思っていませんか?
飲食店・美容室・サロンなど、水を多く使う店舗では、給排水設備が開業費用やレイアウトを大きく左右します。
契約後に「希望する場所まで水道を引けない」と分かると、店舗計画そのものを変更することもあります。
水道が「ある」だけでは足りない
まず確認したいのは、現在どこに給排水設備があるかです。
例えば、
- 厨房
- トイレ
- 手洗い
- 洗面台
に水道があっても、新しく水を使いたい場所から離れていれば配管工事が必要です。
重要なのは、自分のレイアウトで水を使えるかです。
特に重要なのは「排水」
給水は比較的配管を延ばしやすいケースがありますが、問題になりやすいのが排水です。
排水は水を自然に流すための勾配が必要になるため、好きな場所へ自由に移動できるとは限りません。
場合によっては、
床を上げて、その下に排水管を通す
工事が必要になります。
美容室はシャンプー台の位置に注意
美容室ではシャンプー台を複数設置することがあります。
デザイン上は好きな場所へ配置できそうでも、排水位置との関係で制限される場合があります。
シャンプー台の位置を決める前に、給排水ルートを内装業者へ確認してもらうことが重要です。
飲食店は使用する水量も多い
飲食店では、
- シンク
- 食洗機
- 手洗い
- 製氷機
- 厨房機器
などで水を使用します。
既存設備があっても、自分の営業内容に十分とは限りません。
居抜き物件でも、前店舗と業態が違えば設備条件は変わります。
「水圧」も確認する
水道は出ても、水圧が弱いと営業に支障が出る場合があります。
複数の蛇口や設備を同時に使用する店舗では特に注意が必要です。
内見時には可能であれば実際に水を出し、
水量・水圧・排水の流れ
を確認しておきましょう。
排水のにおい・詰まりにも注意
長期間空室だった店舗では、
- 排水口からにおいがする
- 水の流れが悪い
- 配管が詰まっている
といったことがあります。
「空室だから多少におうだけ」と決めつけず、原因を確認しましょう。
グリストラップはある?
飲食店では、油脂やゴミが排水管へ流れるのを防ぐため、グリストラップが必要になるケースがあります。
居抜き物件なら、
- 設置されているか
- 容量は十分か
- 清掃状態
- 正常に使えるか
も確認しておきたいポイントです。
給排水工事は費用が膨らみやすい
給排水位置を大きく変更すると、
- 床の解体
- 床上げ
- 配管工事
- 防水工事
- 床の復旧
などが必要になることがあります。
設備を少し移動するつもりが、大掛かりな内装工事になることもあります。
契約前チェック
水を多く使う店舗なら、
- 現在の給水位置
- 排水位置
- 水圧・水量
- 排水の流れ
- 配管を延長できるか
- 床上げが必要か
- グリストラップの有無
- 増設・移設工事の費用
を確認しましょう。
まとめ
店舗の給排水は、
「水道があるから大丈夫」ではありません。
特に重要なのは、希望する場所まで給水・排水を持っていけるかです。
飲食店や美容室など水を多く使う業種では、給排水の位置によって店舗レイアウトや内装費が大きく変わります。
契約前に予定している設備配置を伝え、内装・設備業者に現地で確認してもらうことをおすすめします。
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