貸店舗から居抜き/テナント物件・事務所/オフィス・倉庫等のお役立ち記事から注意事項などを専門スタッフがブログ記事で綴っています。
店舗・事務所・倉庫・工場 ブログ記事
テナントビル経営のメリットとデメリット!成功のポイントとは?

テナントビル経営のメリットとは?
テナントビルの経営には、賃貸住宅とは異なる魅力的な利点があります。代表的な4つのメリットについて見ていきましょう。
メリット�� 高収益が期待できる
テナントビルの入居者は個人ではなく、企業や法人が中心です。そのため、安定した経営がしやすく、比較的高収益を見込める傾向にあります。特にオフィス利用の場合、賃貸マンションやアパートよりも契約期間が長くなりやすいのが特徴です。また、ビルの賃料は専有面積に比例して決まるため、一度契約が決まれば賃料が大幅に下がることは少ないでしょう。
さらに、アパートやマンションの賃貸とは異なり、テナントビルでは退去時の原状回復工事をテナント側が負担するのが一般的です。これにより、オーナーの修繕コストを抑えられるのも大きなメリットです。
メリット�� 多様なテナントを誘致できる
テナントビルにはさまざまな種類があり、用途を一つに限定する必要はありません。複合ビルとして異なる用途のテナントを組み合わせることも可能です。
例えば、最上階をオーナーの住居として利用し、中層階を賃貸住宅、地階を商業店舗にすることもできます。利便性の高い店舗、たとえばコンビニエンスストアを誘致することで、ビル全体の価値向上にもつながるでしょう。
また、落ち着いた雰囲気を求めるならオフィス中心のテナント構成にするのも一案です。地域の需要に応じてテナントの種類を調整できるため、収益性を高めやすい点も魅力です。
ただし、複合ビルとして運用する場合、設計や建築の難易度が上がるため、建築士などの専門家に相談することが不可欠です。
メリット�� 賃貸住宅より建築の自由度が高い
テナントビルは、賃貸住宅と比較すると建築に関する制約が少ない点もメリットの一つです。
賃貸住宅は、建築基準法や都市計画法の影響を受け、物件の規模や用途に制限がかかることがあります。しかし、テナントビルであれば、そうした制約を受けにくく、より自由な設計が可能です。これにより、賃貸住宅では活用が難しい土地であっても、テナントビル経営を通じて収益化のチャンスが生まれる場合があります。
ただし、どのようなテナントを誘致できるかは、立地や土地の規模に影響を受けるため、慎重な計画が必要です。建築は可能でも、エリアの需要に合わなければ、テナントを確保しにくいケースもあることを考慮しておきましょう。
メリット�� 相続税対策につながる
テナントビルは住居用建物とは異なり、固定資産税の「住宅用地の特例」は適用されません。しかし、テナントビルが建つ土地は相続税の評価において「貸家建付地」とみなされるため、相続税の負担を軽減できる可能性があります。
収益性の高い資産運用をしながら、将来的な相続税対策も視野に入れたい場合、テナントビル経営は有力な選択肢の一つとなるでしょう。
テナントビル経営のデメリットとは?
テナントビル経営には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。ここでは、代表的な4つのリスクについて見ていきましょう。
デメリット�� 景気の影響を受けやすい
テナントビルの入居者は主に企業や法人であるため、経済状況の変動に左右されやすい点がデメリットです。景気が悪化すると、入居企業の業績が低迷し、賃料の減額交渉を求められたり、家賃の支払いが遅れるケースが発生することがあります。
さらに、社会情勢の変化も影響を及ぼします。例えば、コロナ禍ではリモートワークが普及し、オフィスを縮小または撤退する企業が増加しました。その結果、テナントの空室率が上昇するなど、経営に大きな影響を与える可能性があります。
デメリット�� 退去時のリスクが大きい
テナントが退去すると、賃貸住宅とは異なり、一気に大きな収益減につながるリスクがあります。空いたフロアに新たなテナントを誘致するのは、賃貸住宅の入居者募集よりも時間がかかる傾向があり、特に立地条件があまり良くない場合は空室期間が長引くこともあります。
また、複数のテナントが同時に退去する事態が発生すると、ビル全体の収益バランスが崩れ、経営が立ち行かなくなる可能性もあるため、慎重な運営が求められます。
デメリット�� 信頼できる管理会社の選定が重要
テナントビルを運営するには、設備のメンテナンスや入居者対応などの管理業務が発生します。そのため、多くのオーナーは管理会社と契約し、業務を委託するケースが一般的です。
しかし、管理会社の選び方を誤ると、コストだけがかかり、適切な管理が行われないリスクがあります。例えば、清掃が行き届いていない、設備の故障対応が遅れるなどの問題が発生すると、入居者の満足度が低下し、退去率が上がる可能性があります。
管理会社を選ぶ際は、実績や対応力をしっかりと見極め、信頼できるパートナーを確保することが重要です。
デメリット�� 設備投資と水道光熱費の負担が大きい
テナントビルの水道光熱費は、オーナーが一括で支払い、後から各テナントへ請求する「付加使用料方式」を採用するのが一般的です。そのため、一時的にオーナー側が高額な光熱費を負担する必要があり、キャッシュフローに影響を及ぼす可能性があります。
また、新築時にはオーナーが各種設備を整える責任を負うため、初期投資が大きくなる点も注意が必要です。導入すべき設備には、以下のようなものがあります。
- 受変電設備(電力供給の安定化)
- 非常電源(停電時の対応)
- 空調・換気・給水設備
- 防犯設備(監視カメラや入退室管理システムなど)
- 耐震・防火対策(建築基準法に準拠)
- エレベーター設備(一定規模以上のビルでは設置義務が発生)
こうした設備の導入には多額のコストがかかるため、事前にしっかりと資金計画を立てることが不可欠です。
まとめ
テナントビル経営には、高収益が期待できることや多様なテナントを誘致できる自由度の高さなど、魅力的なメリットがある一方で、景気の影響を受けやすいことや退去リスク、管理負担の大きさといったデメリットも存在します。
成功するためには、立地選びやテナントの種類を慎重に検討することはもちろん、信頼できる管理会社と契約し、安定した運営を心がけることが重要です。また、設備投資や運営コストを考慮した資金計画を立てることで、リスクを最小限に抑えることができます。
メリットとデメリットをしっかり理解し、長期的な視点で計画を立てながら、堅実なテナントビル経営を目指しましょう。
店舗・事務所・倉庫・工場に関するご相談
SNSでシェアする
関連記事
-
BRUNO不動産 本店営業部
086-259-0450













